批判の3つのパターン(竹中平蔵大臣日記より)
- 作者: 竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/12/21
- メディア: 単行本
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とにかく反対の立場でものをいうこと
例えば改革が遅ければ遅いと批難し、「こんなことでは改革は進まない」と言えばいい。逆に改革が早ければそれを批判し、「拙速に事を進めている」と批判すればいい。(p227)
”永遠の真理”をかざして批判すること
例えば、「もっと皆の意見をよく聞いて」「生活者の目線を大事にして」などといえば、誰も否定のしようがない。(中略)問題は、だからどうすればいいという議論が何もないことだが、批判するのが目的ならこれで十分である。(p228)