テレビはやさしい

昨日の夜、たけしとか久米宏とかが討論している番組があって、まあヅラ発言とかどうでもいいんですけどwその時間にはきっちり寝てたしw。で、そこで最近の亀田とかの話があってテレビの責任とか語ってたわけですが、そこに出ている人たちの語っている内容のやさしさあたりがとてもとても気になって。

思ったのはテレビってのはとても利他だってこと。テレビは全て他人のために生きている。スポンサーであったり視聴者であったりする人たちのために。テレビが本当に利己的だったら、そもそも見ないでしょそんなもの。テレビが提供する渾身のサービスが気持ちいいからテレビを見る訳であって。たとえそれが皆の罵倒を受けるような内容であっても罵倒出来る立場を視聴者にサービスとして提供していて、それが気持ちいいからみんなテレビを見ている。ネットもきっちりそのサービスを受けている立場で、全然対立なんかしていない。

そのサービスの外側に出なきゃ、本当の意味での批判なんか出来ないんだけれども、そこまで高尚になれるかというとはなはだ疑問であって。あ、そうか批判じゃなくて否定をしなきゃいけないんだと今気付いた。そうそうみんな批判はするけど、テレビはなくなるべきって話はあんまり出て来ない気がする。すべて「改善要求」なんだよね。これは結構不思議かもしれない。でももうちょっと中央突端な方法が有るような気もするですな。