shi3zの日記 - オーギュメンテッドリアリティと電脳コイル研究会

実際にそのコクピットに座り、HMDを頭からかぶり、マニピュレータを操作して積み木を積み上げる、という一連の動作は全く訓練なく体得できるというところまでは、本当に良く出来た遠隔操作に過ぎなかったそうです。

変化が起きたのは、若き日の先生である被験者が、ふと「右がわのコンピュータはどうなっているんだろう?」と思って振り返ったとき。

ふっ、と振り返ると、そこになにかへんてこな器具を被った人間がいる。

「あ、あれは自分なんだ」と気付くまでに2秒くらいはかかったと言います。

この感覚はたぶん革命的